虫歯治療

虫歯治療は痛いとは限らない?!

虫歯の状況がかなり悪化した段階で治療に訪れる患者さんは非常に多いといえます。その理由は、「歯医者さんの治療が痛くて怖いから」というものが圧倒的に多いといえます。

しかし、虫歯治療は痛みが伴うものではないのです。そして当医院では、出来る限り「痛みを抑えた・歯を削る量を少なく・歯を残す」をモットーとして治療に励んでいます。詳細は「虫歯Q&A」を参照してください。

虫歯の進行状況別の治療内容

虫歯は急に進行するわけではなく、長い年月をかけて徐々に、徐々に進行していきます。

歯科医院では、虫歯の進行状況にあわせて、それぞれCO⇒C1⇒C2⇒C3⇒C4という記号で進行状態をあらわしています。

【虫歯の進行過程】

虫歯の進行過程図

虫歯の進行過程図

虫歯の進行状況にあわせて治療内容も大きく変わります。

  • COCOの段階であれば、しっかりとした処置をすることで自然治癒させることが可能です。
  • C1虫歯の初期段階であるC1になると、治療が必要になりますが、この段階であれば治療による痛みはありません。虫歯を削りレジン(プラスチック)を詰め、1回の治療で終えることができます。
  • C2患者さん自身が冷たいものを飲んだりして歯に違和感を覚えるのは、C2の段階です。この段階までであれば、歯を削る量は少なく、痛みを抑えた治療をすることが可能です。また、治療回数も2回程度と短期間で終えることが可能です。
    このように早い段階であれば、ほとんど痛みもなく、短期間で終わるものが、C3以降になると話が大きくかわってきます。
  • C3C2の時よりも痛みの自覚症状が強くなります。C3以降の治療は、虫歯が神経に到達しているため、神経を除去する治療が必要になります。そして、神経除去後は歯が非常にもろくなりますので、クラウンなどの「かぶせもの」を装着することになります(約6回の治療)。神経除去治療は肉眼では見えない手探りの治療になります。そのため、C3以降の治療は大きな痛みと長い治療期間をともなった治療になってしまいます。つまり、痛い治療が嫌だからといって、治療を先のばしにしていると大きな痛みと長い治療期間という、まさに患者さんにとって一番嫌な状況に陥ってしまうのです。
  • C4残念ながら、この段階になってしまった歯は基本的に残すことができません。しかし、周囲の骨やその歯の根の状況などによっては歯を残す治療も可能であることもあります。まずはご相談下さい。

※抜歯した後の対処法としましてはインプラント入れ歯をご覧ください。

虫歯は放っておいても治りません!

虫歯は放っておいても治らないばかりか、さらに状況が悪化していきます。歯に違和感を覚えたら、面倒がらずにまずは歯科医院に行くことです。それが、あなたに大きな恩恵をもたらしてくれることになります。あなたの身体はあなた自身が大切にしてあげてください。

料金表

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虫歯の予防のために

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虫歯Q&A

「痛みを抑えた・歯を削る量の少ない・歯を残す」治療とは具体的にどのように行なうのですか?
当医院では次の機材を用い、できる限り「痛みを抑えた・歯を削る量の少ない・歯を残す」を実現させています。

【電動麻酔注射】

cavity_29以前までの麻酔注射時の痛みの原因の一つとして、麻酔液が急に体内に入り込み細胞が膨張させてしまうことでした。したがって、痛みを抑えた麻酔をするには、ゆっくりと少量の麻酔を均一に入れていくのがポイントとなります。人の手で行う注射では均一な力加減を保つのは中々難しいですが、コンピューター制御の電動式注射器であれば、長ければ数分間という時間を掛けて、痛みを抑えて体内に麻酔を浸透させていくことが可能になります。


【ダイアグノデント】

cavity_32ダイアグノデントとは、小型のレーザー機器です。体に害のないレーザー光線で歯の状態を測定し、目では確認できないほどの初期虫歯を正しく把握します。歯科医師でも発見が困難な、歯の表面下にある小さな虫歯の発見に威力を発揮します。ダイアグノデントの利用により歯科医師・歯科衛生士が隠れた歯の異常を突き止めることを可能にし、歯が内側から崩壊する前に予防対策することで、虫歯の拡大、進行を抑制することに大変役立ち、結局は削らない・抜かない治療に結びついていきます。

今、歯科治療では、『歯を削る量を少なくする』、『歯を残す』という、治療範囲を“少なく”とどめることが大切だとされています。一度、削ってしまった歯や抜いてしまった歯は、二度と元に戻ることはありません。また、治療することで、虫歯再発のリスクが高まったり、歯がもろくなってしまう原因になります。一昔前の歯科医師は、なんでもかんでも削ったり、抜いたりしていたため、『歯医者は、ハカイシャ(破壊者)』と揶揄されることもありました。私たちの歯科医院では、できるかぎり皆さまの歯を残せるように、『歯を削る量を少なくする』、『歯を残す』治療を追及しています。


なるべく短期間で治療をお願いしたいのですが?
まずは、お口の中を拝見しないとお答えできません。なるべく患者様のご希望にそえるよう努力いたしますが、適切な治療をするためには、どうしても治療が長期にわたる場合もございます。治療の中断が、一番、症状の悪化につながりますので、治療計画にご納得されてからの治療開始をお勧めいたします。
保険診療と自費診療の違いは何ですか?
保険診療と自費診療の違いをご参照下さい。
むし歯になりやすい人はいるのですか?
人それぞれの外見が異なるように、口の中の状態も個人差があります。虫歯菌の数・だ液の質や量・歯の性質・食べ物の好みなど一人一人違うため、虫歯のなりやすさも違ってきます。虫歯のなりやすさを判定してもらえる歯医者さんもあります。自分はむし歯になりやすいのかを知っておくことは、虫歯を予防する上で重要なことですので、機会があればぜひ診断してもらってください。
虫歯をセルフチェックできる方法はありますか?
虫歯のセルフチェックには、2つの方法があります。
一つ目は、歯の表面にできる虫歯をチェックする方法です。これは、鏡を使って歯を見るだけで簡単にできます。ポイントは「歯の色」。健康な歯には透明感がありますが、すりガラスのように白く濁っていたら要注意! これは「初期虫歯」といって、虫歯になりはじめている可能性があります。初期虫歯が進んでいくと、白濁色→茶色または黒っぽい色に変化していきます。
二つ目は、歯と歯の間にできる虫歯をチェックする方法です。これは、デンタルフロス(糸ようじ)を使います。虫歯になると、歯が削れてザラつきはじめるので、フロスがちぎれたりほつれたりするようであれば、むし歯の可能性大です!

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