医院長・スタッフブログ
コンポジットレジン充填
5月26日に御茶の水ソラシティで行われた
「知っているようで,あまり知らない?大事なレジン充填のイロハ〜これからの臨床に、よりレジン充填をいかすために〜」
というテーマの講演会に参加しました。
講師は鶴見大学の秋本先生。
内容は、齲蝕検知液を用いた正しい治療、レジンの臨床的耐久性、様々な症例への対応、修復物への接着リペアテクニックなど、ベーシックなことからアドバンス的なことまで様々でした。特に、齲蝕象牙質の保存基準や日々進化している様々な接着材料の使用法についてはとても勉強になりました。
今日の臨床現場ではコンポジットレジンを使用しない日はないと言っても過言ではありません。物性や研磨性も以前に比べ大きく改善され,接着手順ではステップ数の少ないものも発売され充填からリペアまで広い範囲で応用されています。
このような身近な材料だからこそ基本的な性質や保存方法などを熟知して患者さんに提供することが大切だと今回改めて思いました。
岩崎太郎 記